まえがきより
始まりは2009年。
店を手伝ってくれていた山田さんという方が「珈琲文芸誌を作りたい!」と店の横の事務所、通称”COFFEE ROOM”で、データ入力から製本まで全て自分達で作り始めたブラウンブック。
完成度は決して高くはありませんでしたが、なんとか3年連続でコーヒーの日に発行したものの、スタッフも変わり、第3号を出したまま日常の商売の忙しさに追われ…
小樽文学館の館長さんに「3号雑誌にならないようにね」と言われた事を忘れているフリをしていました。
何年か経ち、常連さんだった永堀さんに再会し、またブラウンブック出すなら珈琲の小説を書きたいと何度か言ってくれたこと、ちょうど店が10年経つ頃だったので、なぜ商売(店)を続けているのかをあれこれ考えた結果、「ブラウンブックをまた出そう」そう思い、去年十周年記念号として復活いたしました。
店を続けている理由は、個人的に叶えたい夢があったからです。なかなか叶わなくて諦めがつかなかったという単純な理由でしたが、店を続けている証がブラウンブックという本という形になりました。寄稿、編集、校正、全ての過程で協力頂いた方々は全員、Brown Books Cafeを通して知り合った人達です。
本号は元スタッフの体阿弥がリーダーとなってくれました。
コーヒーの香りが漂うような本としてお楽しみ頂ければ幸いです☕️
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今回から表紙をガラッと変え、フルカラーでリニューアルしました。ちなみに表紙のコーヒーの油絵は旦那さんに書いてもらいました☺︎
アイテム数少ないですがオンラインショップにも載せてみました。クレジット決済可能で送料も¥180とお安くなっております↓
brownbookscafe.stores.jp/
あ、ちなみに夢というのは”仕事で海外に行き来する”というのが夢でした。
旅行ではなく仕事で行きたかったんです。
札幌は朝晩雪が降りそうな寒さです。
私は明日からアメリカへ出張買付に行ってまいります!飛行機降りてすぐ左ハンドルの大きめの車の運転…久々なので少し緊張しますが、唯一楽しみなのが音楽。ラジオからどんな音楽が流れてくるんだろう。ワクワク。
今回は前回のティッシュが突っ込んであったモーテルはやめてみました(笑)
何よりいい古本、いい古雑貨に出会えるだろうか。
とにかく全力をつくします。
Brown Books Cafe2店舗、普段通りに営業しております。
4pla店は変わらず毎日、商品の入荷がありますし、南3条店は毎日のように焼きたてのケーキ、焼きたてのコーヒーをご用意してお待ちしておりますね☺︎
最後まで読んで頂きありがとうございます!
星川