Coffee Column
ブラウンブックスカフェのコーヒーにまつわる日々のコラム

Yoko Hoshikawa
ブラウンブックスカフェ/ブラウンブックスヴィンテージ店主。
コーヒーとHip Hop を愛する2児の母。札幌在住。
Chihiro Taiami
妖怪が大好きな円山店時代の元スタッフ。
4人の子供の育児の合間に当店のコラムを担当している。道南在住。

カテゴリー: 過去のブログ

  • title
    や、やまさん…!!!
  • date
    2019.01.28

もう2月になろうとしていますが、

今更ながらあけましておめでとうございます。

誰もブログを書いてくれなので書きます。笑

 

さて今日は生後2ヶ月になった赤ちゃんを、以前ブログに書いた、

蕎麦屋のやまさんに見せに行ってきました!

 

抱っこしながら「いやぁ〜これはこれは」と、とっても喜んでくれました!

 

前回訪問した時は「俺は一体何歳まで生きるんだろう…」と何度も言っていたし、ひとりで寂しくしてるんじゃないかと、いつも気になって、たまに顔だしたりしています。

もう90歳?91歳とかだし、あと何回会えるかなぁと思ったり。。。

 

行く度に施設の人に「ご家族ですか?」

「いえ、仕事仲間です!」とキッパリ。笑

 

 

しばらく抱っこした後、

 

「実は春にこの施設を出ることになったんじゃ」と。

 

「えっ!!!!!どこ行くの!?!?!?!?」

 

「いやぁ〜、、、結婚したんじゃよ。」

 

「は!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

 

「はっはっは〜」

 

「え!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

 

よくよく話を聞くと、

私は珈琲豆を、やまさんはお蕎麦を売りに、一緒に学校の職員室まわりをしていた時に知り合った、30歳下の元校長先生と籍を入れたらしい!!!!!

 

個人的には嵐 解散?のニュースの100倍は驚いています。

 

っていうかやまさん全然 寂しくないじゃん!!!!!!笑

 

「いやぁ〜どうしてもって言われてさぁ〜」って何回も何回も嬉しそうに言っていました。

 

若い時に奥さんを亡くして本当に仕事一筋で生きてきたやまさん。

 

こんなおめでたい事ありますか!?

最後まで人生ってなにが起きるかわからないっ!!!

 

 

今年は良い年になりそうです。

 

今年は秋に周年イベントも考えています。

皆様どうぞよろしくおねがいいたします!

 

店主

 

  • title
    今年もお世話になりました
  • date
    2018.12.30

昨日の18:00頃から店の半分が停電となり(!)危うく営業できないかと思いましたが、

無事開店し、Brown Books Cafeは本日今年最後の営業となります。

 

久々のハプニングでしたが、店番のスタッフ湊は相変わらず焦る様子もなく、超クールに対応しており、さすがだなと思いました。笑

10数年前の店を始めた当初は毎日が、人に言えないような あり得ないハプニングだらけで、、、何もかも詰めが甘いわ仕事はできないわ…思い出すと笑ってしまいます。

 

今年は私、初めて出産を経験しまして、、、

痛みに弱く点滴をするだけでも泣き叫びながらも、無事11月16日 元気な男の子を出産し、コーヒーの名前から茂果(もか)と名付けました。

私が抜けても店が成り立つようにスタッフ皆で頑張ってくれて、お客さんも変わらず来てくれて、なんとか無事 年を越せる事本当に感謝しています。

 

年明けると、円山から移転してきて丸7年になろうとしています。

ここ和田ビルは築80年くらいと、7年前から言っていますが誰も正確な築年数を知らないので、ひょっとして90年近くなっているのかもしれません。。。

 

こんな儲からない店なんて辞めてやる!と思っていた時期もありましたが、

母親になり、また違うステージ、違う目線で改めてまだまだ店を続けていきたいと思っています!

 

今年も大変お世話になりました!

 

Brown Books Cafeは12/31-1/3休み、

1月のタルトはマロンタルトです。

 

4プラの7FにあるBrown Books Vintageの方は元旦のみ休み、

限定で福袋もあります。

 

来年もどうぞよろしくお願いいたします!!!

 

店主 星川

  • title
  • date
    2018.12.12

先日、初めてのお客様が店の場所がわからず近くのコンビニで道を尋ねたら「あー、すぐそこですよ。階段傾いてるから気をつけてね!」と言われたそうで、ここの階段そんなに有名なのか、、と。

SNSでもたまに見かける
「素敵なお店! … 階段傾いてるけど。」の一言。

階段を上ってくるお客さんの
「ちょっと、、すごい傾いてるんだけど、、」というヒソヒソ話や
「ねぇ大丈夫?!この階段ーー!!」と豪快に笑い飛ばしている声を聞いたことも数知れず。

築80年と言われているこのビル。
もはやこの傾いた階段が店の代名詞になりつつあるかもしれません。笑

毎日上り下りして見慣れている私も はたして壁との隙間はこんなに開いていただろうか、、この亀裂は一体、、、??? とか、よく見てみると結構スリリング。

水平を測るアプリを使って計測してみたこともあります。(何度傾いているかはお楽しみ。ご自身のスマホで測ってみてくださいね。笑)


行ったことあるけど気にならなかった。

行ったことないけど気になってきた。


というあなた。ぜひその目で確かめにいらして下さい。
勇気を出して傾いた階段を上りきると、その先にブラウンブックスカフェがあります。

南3条店 湊
  • title
    2度目のクリスマス
  • date
    2018.12.05

お久しぶりです、今日のブログ更新は新人かなこが担当です!

気がつけば、年を越して、春がきて、夏がきて、秋が来てああコーヒーが美味しい季節だわーーと思ったら雪。初雪!と思ったら積もってる……!!(溶けたけど)びっくりでしたね。

Brown Books Cafeのスタッフとして、二度目の冬を迎えました。私は相変わらず、南3条店と4plaの間を駆け抜けています笑


4pla店のクリスマスツリーも出してます。今月からはキャンディもお配りしてます!

慌てて家のツリーも出しました。笑
私の家では、小さな頃、クリスマスツリーを飾るのは私と弟、子供たちの仕事でした。

そして飾り付けおえたツリーの下にはプレゼント。セットです。中身はなんでもよくて、綺麗な紙で本でも空箱でもなんでも包んで、ツリーの下に置いていた記憶があります。結局は「ツリーの下のプレゼント」が好きだったんでしょう笑


4plaのツリーの木の下には、素敵なクリスマスグッズが広がっています。ツリーに飾り付けられた可愛いドールなども商品ですので、ぜひお手にとってみてください。

触るのちょっとドキドキするわ!そんなものがあれば、ご気軽にスタッフを捕まえてください♪

南3条店の方にも、クリスマスコーナーが出来上がっています。クリスマスブレンドは本店のみのご用意ですので、要チェックです☆

さむーーーい冬です、みなさん風邪などひかれないよう12月をお楽しみください!
南3条店、4pla店で、あったかいコーヒーやおいしい自家製のお菓子、素敵な雑貨たちとお待ちしてます!

かなこ

  • title
    Le Avventure di Pinocchio
  • date
    2018.11.22
1883年初版『ピノッキオの冒険』イタリア作家カルロ・コッロ-ディの代表作。1890年に作者は亡くなります。この作品は死後20世紀に文学的に認められ、現在も世界中に多くのファンが後をたたない古典児童文学です。 1861年祖国イタリアの独立を達成させた躍動する国民の中で、イタリアの古き良き伝統と言われる仮面劇、人形劇がなければ生まれなかった『ピノッキオの冒険』は、出版以来、世界中の子どもの心を虜にしてきた作品。ただ、世界的に読者を増やしただけでなく、イタリア国内では、この作品を通して、イタリア語の普及が広まる絶大な功績をあげたピノッキオ。 (イタリア買付で買って来てもらった顔が全部違うPinocchio pencil☆ロ-マ・トレビの泉辺りにはピノキオ専門店もあるそうです) ピノッキオとジェッペットじいさんは、当時のイタリア国民が厳しく生きる現実の姿を写し出したものとも言われています。130年以上たった今尚、心に残る作品のひとつです。 原作のストーリーを覚えているでしょうか? ある日、大工のチェリー親方が見つけた丸太ん棒。斧を振り下ろすと『痛い痛い』と言い、カンナをかけると『くすぐったい』とクスクス笑う不思議な木。 大工の友達のジェッペットじいさんが、心を込めて人形にした、ピノッキオという、木で出来た男の子。 ジェッペットじいさんは、自分の上着を売って、ピノッキオに学校で使う国語の本を買い、学校に着て行く、花もようの紙で作った服、木の皮でくつを、パンの柔らかいところで帽子を作り、学校へ送り出します。 元々勉強も努力も大嫌いなピノッキオ。学校へ行く途中に人形しばいを見たい誘惑にかられ、ジェッペットじいさんからもらった服や国語の本まで売ってしまうところから、ピノッキオの数々の冒険がはじまり、純粋気ままに生きている為、ことごとく世間の厳しさを味わいます。 自由を求めて行く先、行く先で失敗を繰り返しながら、知恵をつけ、挑戦し、人生はおもい描いたものとは、全くちがうものだと気づきます。(こんな現実を子どもの本で描いているとは、、大人こそ読みたい本ではないでしょうか?)他人をおもいやる気持ち、良心に目覚めた時ピノッキオが気付かないうちに、本物の人間になっているというお話。 Walt Disneyは新しいキャラクターも作り出し、ピノキオのキャラクターを今の時代に世界中へさらに広めました☆☆☆ 小さい頃私が読んだ数少ない本を、ピノキオペンシルを見て、ちょっと思い出しました。よければ一読してみて下さい☆ 4pla店長滝