まだまだ寒い日が続きそうですね。先週のサザエさんでは、最強寒波の予報に備えて巣ごもりを計画。前日にみんなで食材を買い出しに行ったのですが、子供たちがカゴいっぱいのお菓子を持っていくと「ひとりひとつでしょ!」と怒られ、後ろで酒のつまみを腕いっぱいに抱えた波平とマスオが「はーい」としょんぼり返事。当日の朝は布団から出ずに漫画を読んでいるカツオとワカメがまた怒られ、波平の部屋に行くと布団の中で同じ格好で新聞を読んでいるという。いやーいい回でした。
そんな巣ごもりにおすすめのアレンジコーヒーをいくつかご紹介します。
●カフェ・オレ
アレンジコーヒーの定番。お家にある材料ですぐに作れます。牛乳がほのかに甘い、優しいコーヒーです。こつは牛乳に負けない、中煎りから深煎りのコクのあるコーヒーを使うこと。フランスでは、カフェオレがたっぷり入るカフェオレボウルという両手で包み込めるくらいの大きさの器に入れ、パンなどを浸して食べれられることも多いそうです。
材料
・コーヒー 200ml
・牛乳 150ml
※目安はコーヒー4:牛乳3の割合で
作り方
1、コーヒーを淹れる。いつもより少し濃いめでも◎。カップに注いでおく。
2、鍋で牛乳を温める。膜ができる前に火を止め、コーヒーの入ったカップに注ぐ。
●蜂蜜ジンジャー・ラテ
代謝をあげてくれるショウガを使ったコーヒーは冬にぴったり。ショウガとコーヒーの苦味と牛乳がうまく調和します。スパイシーなアレンジには軽めでフルーティな豆がおすすめです。
材料(一杯分)
・コーヒー 70ml
・牛乳 70ml
・蜂蜜 15g
・おろしショウガ又はジンジャーパウダー 少々
作り方
1、コーヒーを濃いめに淹れカップに注ぐ。
2、鍋に牛乳、蜂蜜、ショウガまたはジンジャーパウダーを入れて火にかけ、弱火で牛乳が沸騰しない程度に温めながら、泡立て器で撹拌する。
3、コーヒーを注いだカップに2を入れる。お好みでジンジャーパウダーをトッピング。
●コーヒー・エッグノッグ
卵黄、牛乳、生クリーム、スパイスを使ったエッグノッグにコーヒーを加えることで、甘さとほのかな苦味が調和したコーヒー。豆はバランスのいいブラジルやコロンビアがおすすめです。肉料理などによく使われるナツメグを入れることで、卵黄の生臭さが消えてマイルドに。
材料(一杯分)
・コーヒー 120ml
・グラニュー糖 10g
・生クリーム 10g
・牛乳 30ml
・卵黄 1個分
・ナツメグ粉 少々
作り方
1、カップに卵黄を入れて溶く。
2、コーヒーを淹れる
2、鍋に生クリーム、牛乳、グラニュー糖を入れて弱火で温め、クリーム状になり少し照りが出るまで混ぜる。
3、1のカップに2を注いでスプーンなどで卵黄としっかり混ぜ合わせてから、コーヒーを注ぎ、ナツメグ粉を振りかける。
●アイリッシュ・コーヒー
アイルランドの空港で、旅客機の乗客の冷えた体を温めるために考えられたというコーヒー。アイルランド名物のアイリッシュウイスキーをベースとしています。生クリームと砂糖の甘さでウイスキーの風味が引き立ち、なんだか見た目も幸せな気分になるコーヒーです。砂糖は初めから全て溶かさず、徐々に溶けていくのを楽しむのがおすすめです。コーヒーは、クセが少なく香ばしいものが◎。
材料(一杯分)
・コーヒー 120ml
・アイリッシュウイスキー 20ml
・ザラメ 15g
・生クリーム(泡立てたもの) お好みの量で!たっぷりでも!
作り方(一杯分)
1、温めたグラスにザラメを入れる。
2、コーヒーを淹れる。
3、1にアイリッシュウイスキーを入れ、コーヒーを注ぐ。
4、生クリームを浮かべる。
※アイリッシュウイスキーがない場合、ラム酒などでも美味しいです
コーヒーはもちろん直前に淹れるのが美味しいですが、色々なアレンジコーヒーを試してみたい場合、深煎りの豆でおとしたアイスコーヒーを多めに作り置きしておき、作る直前に温めてもいいと思います。ちなみにサザエさんの巣ごもりでは、昼間に酒を温めようとしてサザエに怒られていた波平とマスオでしたが、最後はみんなでほっこり甘酒を飲んでいました。温かい飲み物はみんなを笑顔にしますね。
この冬お気に入りの一杯が見つかりますように!
参考:日経おとなのOFF「おとなのためのコーヒー案内」
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