昨日の18:00頃から店の半分が停電となり(!)危うく営業できないかと思いましたが、
無事開店し、Brown Books Cafeは本日今年最後の営業となります。
久々のハプニングでしたが、店番のスタッフ湊は相変わらず焦る様子もなく、超クールに対応しており、さすがだなと思いました。笑
10数年前の店を始めた当初は毎日が、人に言えないような あり得ないハプニングだらけで、、、何もかも詰めが甘いわ仕事はできないわ…思い出すと笑ってしまいます。
今年は私、初めて出産を経験しまして、、、
痛みに弱く点滴をするだけでも泣き叫びながらも、無事11月16日 元気な男の子を出産し、コーヒーの名前から茂果(もか)と名付けました。
私が抜けても店が成り立つようにスタッフ皆で頑張ってくれて、お客さんも変わらず来てくれて、なんとか無事 年を越せる事本当に感謝しています。
年明けると、円山から移転してきて丸7年になろうとしています。
ここ和田ビルは築80年くらいと、7年前から言っていますが誰も正確な築年数を知らないので、ひょっとして90年近くなっているのかもしれません。。。
こんな儲からない店なんて辞めてやる!と思っていた時期もありましたが、
母親になり、また違うステージ、違う目線で改めてまだまだ店を続けていきたいと思っています!

今年も大変お世話になりました!
Brown Books Cafeは12/31-1/3休み、
1月のタルトはマロンタルトです。

4プラの7FにあるBrown Books Vintageの方は元旦のみ休み、
限定で福袋もあります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!!!
店主 星川
南3条店 湊 


1861年祖国イタリアの独立を達成させた躍動する国民の中で、イタリアの古き良き伝統と言われる仮面劇、人形劇がなければ生まれなかった『ピノッキオの冒険』は、出版以来、世界中の子どもの心を虜にしてきた作品。ただ、世界的に読者を増やしただけでなく、イタリア国内では、この作品を通して、イタリア語の普及が広まる絶大な功績をあげたピノッキオ。
(イタリア買付で買って来てもらった顔が全部違うPinocchio pencil☆ロ-マ・トレビの泉辺りにはピノキオ専門店もあるそうです)
ピノッキオとジェッペットじいさんは、当時のイタリア国民が厳しく生きる現実の姿を写し出したものとも言われています。130年以上たった今尚、心に残る作品のひとつです。
原作のストーリーを覚えているでしょうか?
ある日、大工のチェリー親方が見つけた丸太ん棒。斧を振り下ろすと『痛い痛い』と言い、カンナをかけると『くすぐったい』とクスクス笑う不思議な木。
大工の友達のジェッペットじいさんが、心を込めて人形にした、ピノッキオという、木で出来た男の子。
ジェッペットじいさんは、自分の上着を売って、ピノッキオに学校で使う国語の本を買い、学校に着て行く、花もようの紙で作った服、木の皮でくつを、パンの柔らかいところで帽子を作り、学校へ送り出します。
元々勉強も努力も大嫌いなピノッキオ。学校へ行く途中に人形しばいを見たい誘惑にかられ、ジェッペットじいさんからもらった服や国語の本まで売ってしまうところから、ピノッキオの数々の冒険がはじまり、純粋気ままに生きている為、ことごとく世間の厳しさを味わいます。
自由を求めて行く先、行く先で失敗を繰り返しながら、知恵をつけ、挑戦し、人生はおもい描いたものとは、全くちがうものだと気づきます。(こんな現実を子どもの本で描いているとは、、大人こそ読みたい本ではないでしょうか?)他人をおもいやる気持ち、良心に目覚めた時ピノッキオが気付かないうちに、本物の人間になっているというお話。
Walt Disneyは新しいキャラクターも作り出し、ピノキオのキャラクターを今の時代に世界中へさらに広めました☆☆☆
小さい頃私が読んだ数少ない本を、ピノキオペンシルを見て、ちょっと思い出しました。よければ一読してみて下さい☆
4pla店長滝 