Coffee Column
ブラウンブックスカフェのコーヒーにまつわる日々のコラム

Yoko Hoshikawa
ブラウンブックスカフェ/ブラウンブックスヴィンテージ店主。
コーヒーとHip Hop を愛する2児の母。札幌在住。
Chihiro Taiami
妖怪が大好きな円山店時代の元スタッフ。
4人の子供の育児の合間に当店のコラムを担当している。道南在住。

年: 2017年

  • title
    年末年始の営業&新人ご挨拶
  • date
    2017.12.27

年末年始の営業時間のお知らせです。


◼️Brown Books Cafe(南3条店)
12/31(日)-1/3(水)休み
◼️Brown Books & vintage(4pla店)
1/1(月)元旦のみ休み

ほかはいつも通り営業しております。

4pla店に関しては、「Brown Books Cafe 4pla店」としてお客様とお会いする日もあと残り僅かとなりました。
年明けからは店名かわって「️Brown Books & Vintage(4pla店)」 として始動です。
とはいっても、場所も変わらず、7階自由市場でいつも通りたくさんの雑貨と本とお菓子と共にお待ちしてます。
よろしくお願いいたします!

 

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

 

 

さて、ブログ記事タイトルから「おや?」と思った方はいらっしゃったでしょうか…
そうなのです、はじめまして!
こちらのブログに書かせていただくのは初めての、ブラウンブックスカフェ新人の佐藤かなこです!


11月半ば頃から4pla店をメインに本店の喫茶店にもちょろちょろとしています。
今回はついに店主から自己紹介を、とお達しがございましたので満を持してのご挨拶です。

 

以下、プロフィール

名前は佐藤かなこ、
年齢23歳、性別は女。双子座のO型。
雑貨が好きで、コーヒーが好きで、お菓子も好きで、本が好き。好きを数えていったらキリがない。
でも経験も知識もまるで足りない!初めてのことばかり! ……もどかしい思いをしつつ1日1日猛勉強の日々。
今はたくさんの「好き」の気持ちで爆走中です。
実は熱い気持ちを秘めてる暑苦しいヤツと評判(?)です笑

店主からいただいた「原石」の言葉を胸に、自分磨き頑張ります。

歪な形でも、ぴかりと光る、素敵な石を目指します…!

 

 

スタート地点にやっと立ったばかりの佐藤です。
3ヶ月後、半年後、1年後……成長を楽しみにしていただけたらと思います。
そのためにも1日1日を大切に、ですね。

ご挨拶ということで、何を書こうか迷いまくったのですが、結局このような簡単な自己紹介となりました。笑

 


素敵な雑貨と、本と、お菓子と、
おいしーいコーヒーと一緒にお待ちしてます。

 

あと今後は私もちょこちょこブログ更新します!よろしくお願いします!


新人スタッフ・佐藤でした。

  • title
    そば屋のやまさん。
  • date
    2017.12.01

90歳になる行商仲間のやまさん。
14〜5年前、サッポロ珈琲館時代の店に毎日必ずコーヒーを飲みに来ていた、自転車にクーラーボックスを積んで、夏は真っ黒に日に焼け、雨の日は足首くらいまである長いカッパを着て、冬は厚着でモコモコに着込んで、365日
手稲区から南区の山奥まで自転車でお蕎麦を売り歩いていた行商のやまさんと出会った。

耳が少し遠くて補聴器をつけていたから、
たまに車から自転車をこいでいる姿を見つけ「やまさーん!!!!!!」
と叫んでも全く聞こえない。

私は商売をやり始めたばかりで売上が足りなくて珈琲豆を売りたかったので「車で連れていってあげるからお客さん紹介して!」と無理矢理ついて行って、1、2年 毎日一緒に仕事をしていた。

保育園、小学校、中学校の先生達や、やまさんが直接ピンポンを押して開拓した個人宅に行って、珈琲やお菓子も一緒にいかがですが?と1件1件まわった。


学校では放課後の職員室で私は試飲のコーヒーを淹れ、やまさんは試食のそばを茹で、食べてもらいながら世間話し、たくさんのお客さんに買っもらった。

催事や配達の行商の基本は全部やまさんから学んだ。ちゃんと挨拶したりお礼状や年賀状を書いたり、会社員もろくにした事のない20代半ばの私と、数十年前に奥さんを亡くし1人で息子を育て上げ、理由は聞いたことないが、九州から北海道に移り住んで長い、本とコーヒーが大好きなやまさん。

行商中、一緒にお昼ごはんをとる事も多く、
おじいちゃんもハンバーガーとかたべるんだぁと驚くほど小さい体で、好き嫌いなく何でも食べた。
2人共よく働きよく食べた。
2人共、仕事しかなかった。

私の店も東札幌から円山、南3条に移り最近は疎遠になっており、いまだに月一回行商に行っている保育園の先生達が、最近やまさんが来てないと心配していた。

電話かけても耳が遠くて通じないしなぁ、、、と思いながらもなかなか行動に移せないまま1か月たった。

そして先日、夢にやまさんが出てきて焦った。
すぐにそば屋の卸し先に行って「やまざきさんいますかー??」と聞きにいったら、

「あー、、、、やまざきさんねぇ。。
もううちには来ないよ、、、」と。

「え、えぇー!?!?!?!?」


よくよく聞いてみると一度倒れ、自転車も行商も危ないから禁止しても辞めないらしく、卸し先の社長と札幌市の職員が話しして施設に入ってもらったとの事。

早速その施設に行った。

 

相変わらず小さな目がキラキラしていて両手を広げて

「あらー!これはこれは!」と喜んでくれて

なんだか感動の再会だった。

 

「いや〜だまされて入れられちゃったんよ!!!はっはっは〜!!!」
と2人で大笑いした。

「今朝ちょうどあんたの店が載っている雑誌を見て思い出してたんだよ」と言われて 内心、雑誌になんて載ってないし違う店だろう…と思っていたら、私も知らなかったとある雑誌の2017総まとめ号に小さくうちの店が出ていた。
さすがやまさん。

昔、本の取次店もやっていたと言うやまさんの部屋には沢山の本と、ちゃんとコーヒーコーナーがあったのが嬉しかった。

仕事人間だったやまさんが働いていない!
寂しさよりも少し肩の荷が下りたような少しほっとしているようにも見えた。

 

また会いにいくからねー!!!

  • title
    U.S.A.Vintageキャラクターフェア-☆
  • date
    2017.11.22

ブログを更新しないまま、早1ヶ月。 お久しぶりです、長滝です。 バタバタしていました💦

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

11/23(木)~11/27(月) U.S.A.Vintage キャラクターフェア-開催☆ 5日間限定!!! 4plaポイントなんと、10倍!!! 明日からどんどんだしてますので、遊びに来て下さい☆

店主がアメリカから買付した商品は 毎日、4pla店に出ています‼

しかもスタッフが、見る前に、随時、売れていってしまいます💦

たぶんお客様に何があったのか聞かれても、答えるモノは全員違うモノでしょうか。。。笑 でも、それでいいんです。きっと。 日本で見れるのも珍しいモノ、知ってたけど実際手にとるのは初めてのモノ、何なのか分からないモノ、全部、タイミングと出会いです。(恋愛みたい) 今回、私がもっとも感動したのは、リクエストした商品をピンポイントで買ってきているラインナップだからです。 前回と同じモノは買わない、といつだったか店主が言っていた言葉が耳に焼きついています。

勿論、全てではないのですがね。。。 そして、Christmas ☆☆☆

ブラウンブックスカフェも今年もChristmasやってます☆☆☆

photo by tomoyo kishimoto

  • title
    窓景
  • date
    2017.10.17

南3条店の一番のインテリアである大きな窓。
季節や時間帯によって様々な表情を楽しめます。

向かって右側の窓には、真正面に銀杏の木があります。

去年は強風が吹いたのか、雪が降ったのか、、もう記憶が定かではありませんが、色付く前に葉が全部落ちてしまいました。
今年は窓一面、黄色に染め上げてくれるといいなー、と毎日眺めています。

左側の窓は交差点を行き交う人をぼーっと眺めるのに最適です。少し視線を上げれば、純一さんと目が合います。

思いっきり こちらを指さしています。
ちょっとイラっとすると評判?です。笑

一番のおすすめは夕暮れ時。
外の景色がぱーっと一面紫色に染まります。

真向かいのビルの壁が赤いのと街灯による恩恵で、夕焼けが特別綺麗な日じゃなくても、幻想的な雰囲気がもれなく楽しめます。

今時期だと17時前後でしょうか。

ほんのひとときですが、とってもムーディー。
思いにふけるのにぴったりです。

窓辺の席で本を読んだり、ただ窓の外を眺めて過ごされているお客様を引きで見ると映画のワンシーンのようで見惚れてしまいます。

秋ですから。物憂げに窓の外を眺めて過ごすのもいいんじゃないでしょうか。
温かいコーヒーをご用意して、お待ちしております。

南3条店 湊
  • title
    買付いってきます。
  • date
    2017.10.05

まえがきより

始まりは2009年。
店を手伝ってくれていた山田さんという方が「珈琲文芸誌を作りたい!」と店の横の事務所、通称”COFFEE ROOM”で、データ入力から製本まで全て自分達で作り始めたブラウンブック。
完成度は決して高くはありませんでしたが、なんとか3年連続でコーヒーの日に発行したものの、スタッフも変わり、第3号を出したまま日常の商売の忙しさに追われ…
小樽文学館の館長さんに「3号雑誌にならないようにね」と言われた事を忘れているフリをしていました。

何年か経ち、常連さんだった永堀さんに再会し、またブラウンブック出すなら珈琲の小説を書きたいと何度か言ってくれたこと、ちょうど店が10年経つ頃だったので、なぜ商売(店)を続けているのかをあれこれ考えた結果、「ブラウンブックをまた出そう」そう思い、去年十周年記念号として復活いたしました。

店を続けている理由は、個人的に叶えたい夢があったからです。なかなか叶わなくて諦めがつかなかったという単純な理由でしたが、店を続けている証がブラウンブックという本という形になりました。寄稿、編集、校正、全ての過程で協力頂いた方々は全員、Brown Books Cafeを通して知り合った人達です。

本号は元スタッフの体阿弥がリーダーとなってくれました。
コーヒーの香りが漂うような本としてお楽しみ頂ければ幸いです☕️

————————————–

今回から表紙をガラッと変え、フルカラーでリニューアルしました。ちなみに表紙のコーヒーの油絵は旦那さんに書いてもらいました☺︎

アイテム数少ないですがオンラインショップにも載せてみました。クレジット決済可能で送料も¥180とお安くなっております↓
brownbookscafe.stores.jp/

 

あ、ちなみに夢というのは”仕事で海外に行き来する”というのが夢でした。

旅行ではなく仕事で行きたかったんです。

 

 


札幌は朝晩雪が降りそうな寒さです。

私は明日からアメリカへ出張買付に行ってまいります!飛行機降りてすぐ左ハンドルの大きめの車の運転…久々なので少し緊張しますが、唯一楽しみなのが音楽。ラジオからどんな音楽が流れてくるんだろう。ワクワク。
今回は前回のティッシュが突っ込んであったモーテルはやめてみました(笑)
何よりいい古本、いい古雑貨に出会えるだろうか。
とにかく全力をつくします。

Brown Books Cafe2店舗、普段通りに営業しております。

4pla店は変わらず毎日、商品の入荷がありますし、南3条店は毎日のように焼きたてのケーキ、焼きたてのコーヒーをご用意してお待ちしておりますね☺︎

最後まで読んで頂きありがとうございます!

星川