Coffee Column
ブラウンブックスカフェのコーヒーにまつわる日々のコラム

Yoko Hoshikawa
ブラウンブックスカフェ/ブラウンブックスヴィンテージ店主。
コーヒーとHip Hop を愛する2児の母。札幌在住。
Chihiro Taiami
妖怪が大好きな円山店時代の元スタッフ。
4人の子供の育児の合間に当店のコラムを担当している。道南在住。

年: 2010年

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    視線
  • date
    2010.12.13

「文芸誌 視線」
復刊第1号取り扱いしております。
ご希望の方は無料で差し上げますので、
店頭、お電話(011-615-5900)、メールにてお問い合わせください。
※ただし部数に限りがございます。

Taiami

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    ブラウンバッグ=茶色い紙袋
  • date
    2010.12.11

チャーリーブラウンのように…アメリカでは子供や大人がランチ(サンドイッチ、フルーツ、ジュースetc)を入れて持ち歩く茶色の紙袋を”ブラウンバッグ”と呼びます。
数年前の暮しの手帖に載っていた型紙を利用して、このブラウンバッグを
闇月創房さんに作って頂きました!!!
素材はコーヒー豆輸入時の麻袋にヴィンテージのボタン付き。
内側にもしっかりした裏地がついていて、赤と紺があります。
底もちゃ〜んと紙袋と同じ↓↓↓
某雑誌にも紹介して頂きました。本を入れたり、お菓子を入れたり、何にでも。
Small:¥1500, Large:¥2000
オンラインショップでお買い上げの場合、麻袋の柄とボタンの種類はおまかせ下さいね[#IMAGE|S1#]
Hoshikawa

  • title
    東京珈琲巡りvol.3 カフェーパウリスタ
  • date
    2010.12.10

銀座にあるカフェーパウリスタへ。

珈琲カップのロゴが可愛い。
1911年に銀座にオープンした老舗です。
コーヒーにマフィンとヨーグルトとサラダがついたモーニングだったのですが、
お腹いっぱいになりました。

店員さんが素敵でした。
白シャツに黒のベストに黒の革靴、それに女性スタッフは靴下も黒のくるぶしソックス。
テキパキしているけどお客さんの応対にもユーモアたっぷり。
だいたい50、60代くらいのスーツを着た貫禄あるお客さん達で、
「ツケといて」と生まれて初めて聞いてびっくりしました笑。
(今BBCのお店の看板も「ブックカフェー」と書いています。)
Taiami

  • title
    東京珈琲巡りvol.2 カフェ・バッハ
  • date
    2010.12.09


さてお次は「カフェ・バッハ」
創業40年の老舗、自家焙煎珈琲店で、店主の田口護さんは本なども出しています。
(今ホームページを見直していたところ、NTTのCMで中井貴一と共演したこともあるそう…笑)
東京の珈琲屋巡りはここからスタートしました!

バッハブレンド。
クセがなく、苦味もそんなに強くなくて飲みやすかったです。
しかも値段が400円台と比較的安かった。
一発目ということで盛り上がりケーキも食べちゃいました!

「焼きたてで~す」と言われ食いついたアップルパイ
食べ方が下手でひとくちめからボロボロに…

友人の食べたチーズケーキ

店内は明るくてバッハの胸像があったり、椅子の一脚一脚に「Cafe Bach」と入っていました。
ちなみに音楽家のバッハはコーヒーが大好きで
「コーヒー・カンタータ」という曲を書いており、
その内容はこんなかんじ
「千のキスよりすばらしく、マスカットぶどう酒より甘いわ。コーヒー、コーヒーはやめられない」
お土産に買っていった豆もよく膨らみ、鮮度がよくておいしかったです。
近くに住んでいたら絶対に通うと思いました!

<おまけ>
両手にダンベルを持って筋トレをしていたおにいさん。
その後おにいさんのすぐ横のバス停でバスを待っていたら、
後ろに並んでいたおばあちゃん達が
「すごいねぇ。血管浮き出てるねぇ。」
と言ってました。
Taiami

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    東京珈琲巡りVol.1 可否茶館跡地
  • date
    2010.12.07

2連休を利用して、珈琲のお勉強と本屋さん巡りのため東京へ行ってきました。
まずは「可否茶館跡地」

現在ここには喫茶店はありませんが、日本で最初の喫茶店である「可否茶館」の記念碑があります。
庶民のためのサロン、知識を学べる場など大きな理想を掲げ、
玉突きトランプクリケット、スズリに便箋、それにシャワー室までついていたそうです。
そんな夢のような喫茶店、理想と実際の経営はうまくいかなかったようでまもなく閉店してしまいましたが、後にお孫さんが再興し現在の可否茶館となりました。
三洋電機会社というビルの植木の辺りにあり、
ちっちゃそうなイメージで行ったら、やっぱりちっちゃかったです。
設立は平成二十年ということでまだきれい。

大きなビルが建ち並び、車の音がごうごう。
ちいさなちいさな記念碑でしたが、主張することなく、媚びることもない
およそ120年の時を経て東京に現れるにはぴったりの
つらっとした記念碑だと思いました。(「ここですけど?」と言ってそうなかんじ)
珈琲カップ!

Taiami