Coffee Column
ブラウンブックスカフェのコーヒーにまつわる日々のコラム

Yoko Hoshikawa
ブラウンブックスカフェ/ブラウンブックスヴィンテージ店主。
コーヒーとHip Hop を愛する2児の母。札幌在住。
Chihiro Taiami
妖怪が大好きな円山店時代の元スタッフ。
4人の子供の育児の合間に当店のコラムを担当している。道南在住。

カテゴリー: 過去のブログ

  • title
    winnie the pooh
  • date
    2017.03.21
お久しぶりです☆ 4pla店長滝です☆ 久しぶりすぎて、ブログにログインすることさえ時間がかかりまして、、プーさんの口癖を真似すると、 『いやんなっちゃう!』苦笑。すいません。 私のオススメの1冊をご紹介します! 皆さんご存知 世界一有名なくまであるプーさん。イギリスの作家 A.A.ミルンが息子クリストファーロビンに作ったお話です。クリストファーロビンの子ども部屋に、次から次へと集まってくるぬいぐるみをお話の中へ登場させ、そのお話が「くまのプーさん」「プー横丁にたった家」の2冊の本になっています。 私はだいぶ大人になってからこの本を読みましたが、アニメーションとはまた全く違う別なお話を読んでいるようでした。くまのプーさんと森の仲間たちがいる世界は子どもの世界ですが、うさぎにばかにされてだまされる事もあれば皮肉ばかり言うイ-ヨがいる。トラ-が暴走をはじめるかと思えば、臆病なコブタがいる。こういうリアルなキャラクターを見て、大人の世界とたいして変わらないじゃありませんか、と思ったのは私だけではないはずですよね、きっと。。。 おばかさんなプーとそんなプーが大好きなクリストファーロビン。 それぞれのエピソードの解決の仕方はほとんどがシンプルに”きみが大好きなんだ””きみがいればそれでいい”と子どもならではですが、大人になった今ならよくわかります。 世の中って、結局そこですよね。笑。 どんなにいい事言っても気持ちですよね~。 そうじゃない時も、あるけど。すいません。苦笑。。 ただ、くまのプーさんを読むたびに思うのは、「あぁ、私は本当に大人になりすぎてしまった!」と。 皆さんはどうですか?笑。 補足:ちょっと前、ラジオでオススメの1冊にこの本を紹介したのに、あまりにもうまく紹介できずグダグダだった為、反省も込めてここで紹介させてもらいました!もっと勉強しますm(__)m
  • title
    夜のBBC
  • date
    2017.03.10

こんばんは。スタッフ湊です。

店主買付中、南3条店で一人さびしく留守番しています。

現在開催中の『BBCのお菓子フェア』大変ご好評をいただいております。
3/15 (水) までの期間限定の焼菓子もございますので、この機会をお見逃しなく!

さて話は変わりますが、みなさん夜のBrown Books Cafeにいらした事はありますか??

普段 私は遅い時間に店に立つ事は少ないのですが、ここで過ごす夜、良いですよ。すごく。

窓から見える街の賑やかさと店内の静けさとのコントラストとか、そこに流れ続けるメロウなBGMとか…
いろいろ相まって、なにかこう、グッと切なくなるような瞬間があります。

あ、、お客さんがいないから切ないんでしょうか??涙

いや、それだけではないです。

本当に良い空間なのです。

星川さんが確かな目で物を選び、独自の感性で作り上げた空間。
働いている私にしてみれば見慣れた光景のはずなのに、いまだに店の入口に立つと圧倒されます。

カフェスペースには沢山の本があります。

古書店でも なかなか目にすることのできないような古い洋書や写真集、東欧の絵本なども沢山あります。

一人で時間を過ごすとき、ついついスマホを見たりしがちですが、ぜひ本棚からどれか一冊手に取ってみてください。

言葉のわからない外国の絵本でも、写真集でも。

普段手に取らないような一冊をパラパラめくってみると、なにか自分の思い出と重なったり、新しい発想に繋がったり、意外とおもしろいものですよ。

夜のBrown Books Cafeへ ぜひお越しください。

  • title
    BBCのお菓子フェア!!!買付行ってきます!
  • date
    2017.03.02

当店Brown Books Cafeの、クッキーのはじまりの話。

2010年頃、甘さ控え目で美味しくて、あくまでもコーヒーがメインになるクッキーを売りたい‼︎と、知り合いのナチュラルスイーツ豆菓さんに相談して作ってもらっていたBBCオリジナルクッキー。


添加物、保存料使わず道産や有機栽培のものなど、良い素材だけを使いシンプルで嘘のないクッキー。

2年後豆菓さんが店をやめる事になり、うちがそのあと居抜きで店をやっていたのが2013〜2015年の3年間。うちの専属菓子職人、まりこさんはcafe de zazaの岩佐さんの紹介してもらった。
しかし経営が厳しく3年で閉めた。あんなにまりこさんが魂込めて焼いて、スタッフ皆で袋詰めして、こんな美味しいお菓子はない!と思っても店はつぶれた。。。本当にたっくさんのファンがいたにも関わらず、菓子製造業を諦めた2015年。

その後はレシピと作り方を学んでもらい、3ヶ所の福祉事業所(札幌三福祉会さん、菊水ワークセンターさん、ぱるさん)に引き継ぎしてもらっていました。

その間もまりこさんの意気込み、まりこさんの作ったクッキーの事は1日も忘れる事はなかった。。

偶然にもまりこさんを紹介してくれたcafe de zazaの岩佐さんが店を一旦閉店したので、「移転先を菓子工房にして、まりこさんを雇ってうちのお菓子を焼いてほしい!!!」と、1年かけて説得(⁉︎)。会うたびしつこくお願いします!!!と、勝手に物件まで探したりしてた。笑

そして本当にまりこさんを雇って菓子工房を併設したカフェを移転オープンさせてくれた岩佐さん。元々昔の職場(菓子屋)の上司と部下という関係の2人がまた一緒に働いている。その姿を見て本当に感動しました。しかもうちのお菓子を焼いてくれている!!!厳しい表情で真剣で生き生きしていた。

「点と点がずっと後に線になる」とSteve Jobs言っていたのを思い出しました。

 

そこで西野店クッキーの復活祭といたしまして明日3/3(金)から3/15(水)まで「BBCのお菓子フェア」をやります!

 

久々に復活したメープルクッキー、サブレ、新たに加わったシナモンクッキーなど全種類勢ぞろいします!

更に期間中の限定商品、、、

トランプクッキー!!!沢山のお客さんの要望で(涙)。懐かしい。。。

トランプクッキーは2種類(いちご・アプリコット)で4pla店限定です。

そしてメレンゲ。

メレンゲは味3種類(メープル、コーヒー、レモン)で南3条店限定です。

 

 


そしてわたくし店主は明日からアメリカに買付出張に行ってきます‼︎

買付中もいつも通り心強いスタッフが店にいてくれます‼︎

良いもの沢山仕入れてきますね‼︎

Brown Books Cafe2店舗、どうぞよろしくお願いいたします‼︎

星川

  • title
    california love
  • date
    2017.01.02

皆さま、あけましておめでとうございます!!!Brown Books Cafe店主です。

 


先々月、出張でアメリカ西海岸へ買付に行き、古本と古雑貨を仕入れてきました。

沢木耕太郎が深夜特急を書くまでものすごい時間を要したように、私にとって20年思い描いていた事だったので、書いたら過去になってしまうような気がして簡単に書けず、ご報告が遅くなりました。。

少々遠回りしました。
でもやっとアメリカに辿りつきました。怖くて避けていた運転もできました!!!
遠回りした分、感動も何十倍でした!
やっとスタート地点に立てた喜び。

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怖かった運転も楽しすぎて最高でした。。

買付中ずっと2pac&Dr.Dreの「california love」聞きたいなぁ…と思っていたら、レンタカー返す直前になんとラジオでかかったんです!!!!20年前の曲なのに!奇跡!!!

2verseからの2pacのラップ!!!しびれるー!!!

すごい音量で「キャー‼︎」と泣いて叫んで踊りながら運転してました。

でもアメリカだと結構、普通かも⁉︎笑

 

 


今年の3月でBrown Books Cafeは11年目を迎えます。

喫茶の方は自分達が納得できる本物の美味しい珈琲とお菓子を提供する事。
物販の方は流行りに関係なくただの”物”以上に何かしらの思い入れのある古本・古雑貨、そして4pla店長 長滝がセレクトした中身の良い絵本を販売する”店”としての役割を果たす事。

更に楽しみで仕方がない、焼き菓子改革!

一年前に閉店した西野店で製造していたクッキー作りに続きがあります!涙


今年も皆さまの期待の裏切らないようなオンリーワンの店を目指します。

3月にはまた買付け行ってきます!
お客さん、スタッフ、元スタッフ、取引先、お店やってる仲間、特に先輩の鈴木さんと荒川さんの具体的な道しるべで買付に行けるようになり、本当に感謝しています。

 

2017年もBrown Books Cafeをどうぞよろしくお願いします!!!

 

店主 星川

  • title
    BGM生演奏と営業時間短縮のお知らせ
  • date
    2016.11.05

店主、念願のアメリカ西海岸に買付に行ってきます!

◎11/10(木)-11/22(火)の2週間、南3条店は2時間の短縮営業で12:00-19:00となります(水曜定休)。4プラ店は通常営業。
ご迷惑おかけしますがどうぞよろしくお願いします。

◎店主は出張中ですが、南3条店でBGM生演奏があります!!!

『Reverend Danny SmithのBGM生演奏』
日時:11/13(日)13:00〜14:00ぐらい
場所:Brown Books Cafe 南3時条店

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入場無料。予約不要。お1人様1品のオーダーをお願いします。(お気持ちで投げ銭制)

カッコいい!!!北海道にたまたま来るので生演奏を聴けるのはこの時だけ。その場にいれないのが本当に悔しいですが、当日はスタッフ湊と石本が仕切ります!

イス沢山用意しておきますので是非お気軽にお越し下さいませ!

Reverend Danny Smithさんのバンジョー弾き語り↓

 

Reverend Danny Smith (レヴランド・ダニー・スミス):

東京のアパラチアン・ミンストレル。レーベルDolceola Recordings、バンドThe Danny Smith Project主宰。
伝統的なバラッド・オールドタイム・スピリチュアルなどの演奏を行う。2014年、米国での43rd Annual Fiddler’s FestivalのAdvanced Banjo部門で優勝。
フィールドレコーダーとしては、Alan Lomaxが1950年代に愛用していたオープンリールAmpex 601とリボンマイクRCA 77DXを使用し、Lee Sexton、Clyde Davenport、Betty Smith、Jimmy “Duck” Holmes、R.L. Boyceなど数多くの伝説的なトラッドミュージシャンの演奏を録音。米国を中心に世界中の伝統音楽のアナログ録音を行っている。

Official Web: revdannysmith.weebly.com