Coffee Column
ブラウンブックスカフェのコーヒーにまつわる日々のコラム

Yoko Hoshikawa
ブラウンブックスカフェ/ブラウンブックスヴィンテージ店主。
コーヒーとHip Hop を愛する2児の母。札幌在住。
Chihiro Taiami
妖怪が大好きな円山店時代の元スタッフ。
4人の子供の育児の合間に当店のコラムを担当している。道南在住。

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  • title
    窓景
  • date
    2017.10.17

南3条店の一番のインテリアである大きな窓。
季節や時間帯によって様々な表情を楽しめます。

向かって右側の窓には、真正面に銀杏の木があります。

去年は強風が吹いたのか、雪が降ったのか、、もう記憶が定かではありませんが、色付く前に葉が全部落ちてしまいました。
今年は窓一面、黄色に染め上げてくれるといいなー、と毎日眺めています。

左側の窓は交差点を行き交う人をぼーっと眺めるのに最適です。少し視線を上げれば、純一さんと目が合います。

思いっきり こちらを指さしています。
ちょっとイラっとすると評判?です。笑

一番のおすすめは夕暮れ時。
外の景色がぱーっと一面紫色に染まります。

真向かいのビルの壁が赤いのと街灯による恩恵で、夕焼けが特別綺麗な日じゃなくても、幻想的な雰囲気がもれなく楽しめます。

今時期だと17時前後でしょうか。

ほんのひとときですが、とってもムーディー。
思いにふけるのにぴったりです。

窓辺の席で本を読んだり、ただ窓の外を眺めて過ごされているお客様を引きで見ると映画のワンシーンのようで見惚れてしまいます。

秋ですから。物憂げに窓の外を眺めて過ごすのもいいんじゃないでしょうか。
温かいコーヒーをご用意して、お待ちしております。

南3条店 湊
  • title
    買付いってきます。
  • date
    2017.10.05

まえがきより

始まりは2009年。
店を手伝ってくれていた山田さんという方が「珈琲文芸誌を作りたい!」と店の横の事務所、通称”COFFEE ROOM”で、データ入力から製本まで全て自分達で作り始めたブラウンブック。
完成度は決して高くはありませんでしたが、なんとか3年連続でコーヒーの日に発行したものの、スタッフも変わり、第3号を出したまま日常の商売の忙しさに追われ…
小樽文学館の館長さんに「3号雑誌にならないようにね」と言われた事を忘れているフリをしていました。

何年か経ち、常連さんだった永堀さんに再会し、またブラウンブック出すなら珈琲の小説を書きたいと何度か言ってくれたこと、ちょうど店が10年経つ頃だったので、なぜ商売(店)を続けているのかをあれこれ考えた結果、「ブラウンブックをまた出そう」そう思い、去年十周年記念号として復活いたしました。

店を続けている理由は、個人的に叶えたい夢があったからです。なかなか叶わなくて諦めがつかなかったという単純な理由でしたが、店を続けている証がブラウンブックという本という形になりました。寄稿、編集、校正、全ての過程で協力頂いた方々は全員、Brown Books Cafeを通して知り合った人達です。

本号は元スタッフの体阿弥がリーダーとなってくれました。
コーヒーの香りが漂うような本としてお楽しみ頂ければ幸いです☕️

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今回から表紙をガラッと変え、フルカラーでリニューアルしました。ちなみに表紙のコーヒーの油絵は旦那さんに書いてもらいました☺︎

アイテム数少ないですがオンラインショップにも載せてみました。クレジット決済可能で送料も¥180とお安くなっております↓
brownbookscafe.stores.jp/

 

あ、ちなみに夢というのは”仕事で海外に行き来する”というのが夢でした。

旅行ではなく仕事で行きたかったんです。

 

 


札幌は朝晩雪が降りそうな寒さです。

私は明日からアメリカへ出張買付に行ってまいります!飛行機降りてすぐ左ハンドルの大きめの車の運転…久々なので少し緊張しますが、唯一楽しみなのが音楽。ラジオからどんな音楽が流れてくるんだろう。ワクワク。
今回は前回のティッシュが突っ込んであったモーテルはやめてみました(笑)
何よりいい古本、いい古雑貨に出会えるだろうか。
とにかく全力をつくします。

Brown Books Cafe2店舗、普段通りに営業しております。

4pla店は変わらず毎日、商品の入荷がありますし、南3条店は毎日のように焼きたてのケーキ、焼きたてのコーヒーをご用意してお待ちしておりますね☺︎

最後まで読んで頂きありがとうございます!

星川

  • title
    NOTRE 5th Anniversary Party
  • date
    2017.09.24
今週末の 9/30(土) 13:00-21:00、 NOTRE handmadeaccessoryの5周年を記念して、新作アクセサリーの展示会が南3条店で行われます! ” NOTRE 5th Anniversary Party どなたでもご入場いただけます。 普段どおり、BBCの珈琲豆や雑貨も販売しておりますので、お気軽にお立ち寄りください! お菓子やケーキもご用意してます! (ドリンク一杯 ¥500) シンプルな装いも、グッと引き立ててくれるNOTREのアクセサリー。 いろいろな国のヴィンテージパーツを使い、ひとつひとつ手作りされています。 もちろん、すべて一点ものです。 当日はNOTREのお三人も会場にいらっしゃいますので、会話を楽しみながらお気に入りの一点を見つけてくださいね。 2点以上お買い上げいただいたお客様には、素敵な限定ノベルティもあるそうですよ。 9/30は NOTRE 5th Anniversary Party @Brown Books Cafe南3条店 へ、ぜひお越しください!!
  • title
    自由市場40周年祭り!
  • date
    2017.09.11
4丁目プラザ 7F 1977年7月1日オ-プン 『自由市場』 自由市場は今年で40才です。 ブラウンブックスカフェ4pla店は今年で5才。 自由市場の歴史から見ればまだまだ歩き出したばかりです。 有難いことにここ数年、お客様からの様々な声を耳にします。 『何十年ぶりに上まであがってきました。学生の時いっつも来てたんです。』 『昔は良く来てたんだけど。。。娘の付き添いなのよ。』 『変わっちゃったんだ』 『いつもは上まで来ないんだけど、あらっ、なんで来ちゃたのかしら』 『昔はもっと、薄暗くて、もっと、ごちゃごちゃしてた』 『とりあえず自由市場に来たら、何かみつかるって思ってたから、毎日来てた』 『来て、よかった』 様々な時代、時代でみんなの記憶と今を生きている場所。 自由市場をこれからも、 どうぞ、よろしくお願い致します☆ ——————————————————— 自由市場 40th Anniversary スペシャル企画‼‼ 『自由市場の”いち”』 9/15(金)〜18(月・祝)の 4日間限定‼‼ 4プラポイント 5倍‼‼ 限定品、一点モノ、普段絶対売らないモノ、掘り出し物、 とにかく、7Fすべての店舗、 本来の市場を おもいっきり感じ、楽しむ4日間です☆ ちなみにブラウンブックスカフェは ミニミニ蚤の市! (安いモノ色々なモノあります。) 大人気‼‼200枚限定‼‼ トランプクッキー♠ 初登場❕100個限定‼‼ Cafe de Zaza 焼きたて『カヌレ』 バリ雑貨トコマタハリの屋台が登場! 是非、遊びに来て下さい☆ いつでも、お待ちしております☆ 4pla店 長滝 —————————————————————
札幌市中央区南1条西4丁目4丁目プラザ
自由市場7F10:00~20:30
年中無休
TEL 011-261-0295
  • title
    NERD=オタク⁉︎
  • date
    2017.09.05

古本と古物雑貨を販売している4プラ店。カフェスペースはありませんが、カフェ同様、沢山の人が集まればという思いを込めてそのままブラウンブックスカフェと名付けました。

 

4プラ店のお客さんはオタクが多い!
あ、いい意味ですよ。

ヒップホップグループN.E.R.D(エヌイーアールディー)も”ナード”オタクという単語もかけています。そうカッコイイんです!

オタク、マニア、コレクター。
「私◯◯を集めてるんです」というモノが、犬とか猫とかそんな単純なものだけじゃないんです。
次の買付でこれ買ってきてと頼まれると、一応リストを手に持ちながら探しはするんですが、それがなかなか見つからない…
見つかったとしてもマニアすぎて既に持ってるとか、この顔はかわいくないとかいう場合もあります(笑)

 

わかります。私も長年コーヒーモチーフのグッズを集めていました。好き!と言ってると集まってくるもので、皆んなコーヒーグッズを見ると私を思い出してくれるのか沢山プレゼントしてくれたり、だんだんかぶってきたりして(笑)
あるとあらゆるコーヒーのモノを制覇し出すと、これは可愛くないとか、デザインが好きじゃないとかで、よっぽどじゃないと買わなくなりました(笑)

 

今はヤフオクとかでも何でも簡単に探せますからね。昔程、手に入れた苦労やプロセスがない分、愛着度合いも少ないのかもしれないですね。
でも「ブラウンブックスカフェの4プラ店であのスタッフから買った」と記憶に残ってくれる店でありたいです。

 


私もたまに4プラ店で店番していると「僕、私はこれを集めてる!」というお客さんに遭遇します。好きのパワーはすごいです。
歳とか関係なくおじいちゃんおばあちゃんだろうが皆んな少年少女のようにキラキラ生き生きしています(笑)
そんな姿を見れると、探してる物見つけてきて喜ばせてあげたいなぁと思います。

また来月ワクワクする物たくさん見つけてきますね!

 

all photograph by minoru yamada