Coffee Column
コーヒーコラム
ブラウンブックスカフェのコーヒーにまつわる日々のコラム

Yoko Hoshikawa
ブラウンブックスカフェ/ブラウンブックスヴィンテージ店主。
コーヒーとHip Hop を愛する2児の母。札幌在住。
Chihiro Taiami
妖怪が大好きな円山店時代の元スタッフ。
4人の子供の育児の合間に当店のコラムを担当している。道南在住。
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    ありがたい話
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    2016年03月18日
「4丁目プラザ」というビル。 入れ替わるお店。 古くからあるお店。 当たり前ですが、 様々な人達が全てのお店を支えています。 古くから勤めている人達もたくさんいます。 辞めてまた戻ってくる人達もいます。 私もそんな中の一人。 10年近く別のお店で働き、 何年後かにまた、このビルに戻ってきました。 (まさか、戻ってくるとは想像もしてませんでしたが…) 戻ってきたと実感するのは、 馴染みの顔を見た時です。 その第1位は、設備のおじさん達!!! 4plaはビル事態が うん十年とかなり古く 設備のおじさん達は大変なんです。 暑いやら 電話機の調子見て とか 電球替えて とか あげくは家具のたてつけまで相談されます。 ※家具は当店だけですが…。苦笑。 image もっともっと他に仕事は山積みでしょうに、 嫌な顔せず父の様に引き受けてくれる所に、 いつもいつも、陰ながら感謝しています。 そして、時には買い物だってしてくれます。 image image なんてゆう4pla愛でしょう。 この後ろ姿、ユニフォームに安堵します。 営業中この姿を見かけると、 ついつい用も無いのにおじさん達の時間を奪うのは、私だけではありません! (たぶん) 新しいものも 古いものも こうゆう人達がたくさんいるのって なんかいいですよね。 なんかいいです、4plaって。
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    10年を振り返って①
  • date
    2016年03月13日
早いもので、Brown Books Cafeを立ち上げてから満10周年を迎える事ができました。皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。 誰も聞きたくないかもしれませんが、もう語り尽くせない事が沢山ありすぎるので連載する事にしました!!! 苦労自慢でも何でもありません。ただ必死すぎてネガティブになる余裕すらなかった。 自分の一生懸命なアホさ加減が面白くて思い出したら笑える事ばかり。笑 まずはおおまかな出来事。 ■2006年3月  ブラウンブックスカフェと名付け、自宅兼事務所で珈琲豆の配達とオンラインショップを始めた↓ brownbooks.exblog.jp/1542390/ ■2006年夏頃  知り合いの花屋さんの一角を間借りしてショップにした ■2007年9月  円山店OPEN ■2012年2月  今の南3条店に移転 ■2012年11月  アルテピアッツァ美唄で写真展(Brown Books Cafe円山店の日常) ■2012年12月 小樽文学館で写真展(Brown Books Cafe円山店の日常) ■2013年1月  菓子工房 西野店OPEN ■2013年9月  4pla店OPEN ■2015年10月  西野店閉店 ■2016年3月  現在、南3条店(喫茶&雑貨)と4pla店(古本&雑貨)の2店舗 南郷通り沿い、白石区東札幌3条5丁目でサッポロ珈琲館の珈琲豆専門店をフランチャイズでやっていました。1年目は雇われ、独立後最初の2年は友達と共同経営して失敗。20代半ば若気の至り。 後半2年は1人で経営。今考えたらサッポロ珈琲館の名前で苦労せずに、まぁまぁ売上があったが、他の店を知らなかったので、お客さんが来ない…といつも裏で泣いていた。笑 夜は毎晩、チラシを撒きに忍者みたいにポスティング。お金がなさすぎて次の日、団地のポスト下のダンボールに捨てらたチラシを回収しに行ってた。(今思うとかわいそうだけど、必死すぎて気づかなかった笑)    しかも目立つ様にオレンジの紙でチラシを作り、北広島とか江別に配りに行って、FAXきたー涙!!!と喜んだら、色つきの紙だったから真っ黒で見えなかったり!結果、注文無視!!!笑 とまぁ、ブラウンブックスカフェやる以前にも色々ありましたが、、、 1から2、2から3はカンタン。0から1が1番大変。大変な事なんでもやってみたかったし、もっと自分の好きな店を作りたかったので、サッポロ珈琲館を辞めた。 適当に事業計画書出せばすぐお金借りて新店舗OPENできると思っていた27歳。  好きなコーヒーの色、ブラウン、本、なんとなくカフェをつけ、Brown Books Cafeと名前をつけたものの、結局、国民金融公庫に断られ、しばらくお金貯めるかー、と始めた配達業。 自宅兼事務所に、コーヒーミルとパソコンと電話FAX機を用意し、寝ても覚めても、注文を受け、豆を配達していた。家に業者とかお客さんとか会計士とか呼んだりして。ある時は朝、突然誰かが来てピンポン押しまくられて起こされたりもした。苦笑   常に携帯電話片手に「毎度様です、はい◯◯グラムですね」と注文受け、時には家はわかりずらいから…と、スーパーの駐車場で待ち合わせして商品を渡したりして。麻薬の売人みたいだね、と友人に笑われていました…    やっぱりワンルームアパートに人呼べないなぁと思って、紹介された花屋さん、ふろーりすと咲季さんの売場の3分の1ぐらいを間借りさせてもらい、豆とお菓子とカフェの席2席作って(写真が1枚もない…)1年ぐらい毎日通って、たまにお客さん来たり、配達したりしていました。     最初のロゴ↑ 家も車も常にコーヒーの香りがして、楽しくて楽しくてしょうがなかった。店がない分経費がかからないし、焙煎元でもバイトさせてもらっていたから儲かった。 ただ、珈琲豆の注文をくれるのは店をやりたい!というのを応援してくれていた方がほとんどで、1年経ち、夢を餌にして儲けてるみたいですごく嫌だった。 そんな時円山のある物件を紹介された。 つづく ーーーーーーーーーーーーーーーーー Brown Books Cafe 10周年記念! 3/17(木)〜31(木) 南3条店&4pla店にて ■10thアニバーサリーブレンド(150gパック)¥900+taxで限定販売!!! ガテマラベース、雪ブレンドを再現。 焙煎したての有機栽培豆です。     ■お買い物・ご飲食¥1000以上の方にオリジナルステッカープレゼント!!! (500枚限定)