Coffee Column
コーヒーコラム
ブラウンブックスカフェのコーヒーにまつわる日々のコラム

Yoko Hoshikawa
ブラウンブックスカフェ/ブラウンブックスヴィンテージ店主。
コーヒーとHip Hop を愛する2児の母。札幌在住。
Chihiro Taiami
妖怪が大好きな円山店時代の元スタッフ。
4人の子供の育児の合間に当店のコラムを担当している。道南在住。

年: 2017年

  • title
    気ままな旅
  • date
    2017年05月14日

南3条店の湊です。
先日お休みを頂いて、旅に出てきました。

自由気ままな一人旅。
ぶっちゃけ興味のない観光名所も、行列のできる話題のお店もスルーして、自分の行きたい所だけに行き、時間も全部自由、、なんて贅沢!

ということで、思いっきり私の趣向に偏った “民藝の旅” と題し、長野県松本へ行ってきました。

松本は暮らしに民藝が根付いている街と見聞きして、一度訪れてみたかったのです。

蔵造りの街並みを歩いてみると、軒先に大甕が置かれていたり、喫茶店など各所で長年大事に使い込まれた松本民芸家具のウインザーチェアやラッシチェアを目にしました。

料理は各地の民窯の器に盛りつけられ、店内を見渡せば棚の上には吹きガラスなどの調度品が並び、型染ののれん、メニューや包装紙、、街のあちらこちらに民藝の品々が溶け込んでいました。

紙ナプキンやマッチは染色家・柚木沙弥郎の意匠。つい集めたくなる可愛らしさ。

松本民芸館では土蔵造りの建物や古作民藝の品々に感嘆。静閑な佇まいながら物の温かさを感じるような、その場を離れるのが心惜しいほどでした。

そして工芸店やギャラリーを西へ東へとはしごし、日に日に軽くなるお財布に反し、ぺったんこだったリュックは最終日には後ろにひっくり返りそうなくらい重たくなりました。笑

旅先から持ち帰った手仕事の品々を暮らしに取り入れ、日々愛おしみながら、いまだ旅の余韻に浸っております、、

そして、なんと!南3条店にも全国各地の作家さんより素敵な器が集まります!

‘ブラウンブックスカフェのマグカップ展 4’
2017.5.15 (MON) – 5.30 (TUE)

ここで一品一品ご紹介したいところですが、手で作られたものですので、やはり実際に手にとって、質感や手に持ったときの感触、その良さを感じていただきたいです。

お気に入りの逸品を探しに是非お越しください!!