Coffee Column
ブラウンブックスカフェのコーヒーにまつわる日々のコラム

Yoko Hoshikawa
ブラウンブックスカフェ/ブラウンブックスヴィンテージ店主。
コーヒーとHip Hop を愛する2児の母。札幌在住。
Chihiro Taiami
妖怪が大好きな円山店時代の元スタッフ。
4人の子供の育児の合間に当店のコラムを担当している。道南在住。

年: 2009年

  • title
    魔法の庭
  • date
    2009.04.14

イタリアの作家イタロ・カルヴィーノの「魔法の庭」。
全11篇からなる短編集です。
子供の視点から、戦争などの現実と夢を混ぜ合せたような、不思議な余韻の残る小説でした。
シュールで不思議な世界好みの方にはぜひ読んでいただきたいです。
  
ー目次ー
●蟹だらけの船 
●魔法の庭 
●不実の村 
●小道の恐怖 
●動物たちの森 
●だれも知らなかった
●大きな魚、小さな魚 
●うまくやれよ 
●猫と警官 
●菓子泥棒 
●楽しみはつづかない
私は「猫と警官」の夜の街で猫を追う警官の場面が好きだなぁと感じました。
カルヴィーノはキューバの生まれ。
当店の珈琲豆、芳醇な甘い香りと柔らかくバランスのとれたマイルドな香味が自慢の
オーガニックキューバを飲みながらぜひご一読を♪
chihiro

  • title
    777円。
  • date
    2009.04.10

7、8日と休みを頂き地元で羽伸ばしてきましたー。
温泉付きのコテージ宿泊。
我が実家まで徒歩10分の所に有ります笑。
(徒歩圏内にあるのがその温泉と郵便局だけという素晴しき田舎…ビバ!)

まぁのんびりまったり寛いだ翌日、北見にある知る人ぞ知るカレー屋へ行きました。

友人のオススメで私も外観(雰囲気たっぷり)は知ってたのですが…。
店員さん(インド系)がフレンドリー!そして世話焼き!
自分でする筈のランチバイキング。
お盆や食器を取ってくれ、蓋まで開けてくれる。
ナンのお代わりを常にチェックしにくる。
メニューを見て疑問を抱いたのを即察知し説明しにくる。
(すべて片言日本語+英語ミックス)
観察眼が鋭いのか二、三度来てる友人は顔を覚えられていた模様。
もう、もう!ファンになりましたーーー笑。
札幌にも支店があるので今度いってこようと思います♪
気になる方は”青いカレー”で検索すれば引っ掛かるかと。
あ、味は最高に美味しかったです!さすが本場ッ。
mayu

  • title
    宵のうち
  • date
    2009.04.09


日もだいぶ長くなってきましたね!
(と書いているうちに外はまっくら)
2年ほど前から「宵のうち」という言葉が気象用語として使われなくなりましたが、
この言葉は何時頃をさすものだったかご存知でしたか?
答えは18時 ~ 21時。
改正された用語は「夜のはじめ頃」です。
昔から、この時間帯は妖怪などの魔物に会いやすいと考えられていました。
思いおこすと中学校の帰り道、部活を終え、真っ暗な道を友達とはしゃいで帰るのは最高に楽しかったですが、みんなと別れ一人になってから変にうしろが気になったことがよくありました。
そんな時は、歌なんか歌っちゃって気をまぎらしました。
近所で一人暮らしのお年寄りが亡くなって、死後数日してからやっと発見されたという事件の時には、なぜかその家の前では走ってはいけないと自分でルールを決め、通りすぎた瞬間自分の家の明かりめがけてスパートかけました。
誰もが覚えのある夜道でふいに感じる気配‥実は「べとべとさん」という妖怪のしわざなのです。
べとべとさんは暗い夜道に現れる妖怪ですが、人に危害を加えることはありません。
しかし気味が悪い時は、
「べとべとさん先へお越し。」と言って道をよけるといってしまいます。
そっかぁ、べとべとさんだったのかぁ!!そうとわかれば、もう夜道なんて怖くない☆
突然の妖怪オチ、実はBBCスタッフのうち3名が水木しげるロードに足を運んだ妖怪好きです。
というわけで現れた妖怪カテゴリ‥興味のある人は暇つぶしに読んでください。
いやぁ、妖怪って本当にいいもんですね!!(水野晴郎風)
chihiro

  • title
    笹と店長
  • date
    2009.04.06

BBCスタッフchihiroです。
今月から入りました新人です!どうぞよろしくお願いします。
さっそくですが先日店の前のゴミ拾いをしました。
軍手に火箸でゴミ袋にぽいぽい。
落ちてたものは‥
枯葉、紙くず、ひも、‥小豆に‥貝殻‥?
一体どこから漂流してきたんでしょう笑。
店長は「うんしょ、うんしょ」と笹の根をひき抜こうとして、「おおきなカブ」みたいにすってーんと後ろに
すっころびました。
そりゃあもう気持ちいいぐらい、
すってーんです笑。
入り口の横で何気なく生命力をみなぎらせている笹、今度ぜひ注目してみてください!
chihiro

  • title
    北海道な雑誌
  • date
    2009.04.06


1Fの売店で売っている雑誌。
なんとなくポツポツと売れています。
「スロウ」は北海道でステキに暮らしている方々と、北海道で生まれている
ステキなものを紹介するというコンセプトで一躍有名になった雑誌。
初めて見たとき「やられた~」と思いました(何に?とか聞かないで下さい>笑)
このあと、類似本がいっぱい出たけれど、
個人的には「やっぱり王道には敵わない」でしょと思ったり。
そして今年2月から取扱いをはじめた「イーストサイド」。
こちらはスロウが発刊する4年前から発行されている、北海道の元祖田舎暮らしな雑誌。
最近マイブームの道東エリアで発信されている、札幌では得られない情報がツボってます。
そして…写真ページ、本当にいいです!
珈琲ももちろんですが、これからは、スタッフ各々がアンテナに引っかかるものも
こんな感じでこそっと紹介したいなぁと思っています(^^)
yamada