昨日で円山店が閉店しました。
たくさんのお客様にご来店していただき、
最終日という実感をもつ間もなくとにかくバタバタしていた一日でした。
ひとりひとりのお客様と本当にいろんな思い出が…
二階にスタッフがいないカフェのため(なんじゃそりゃ!)
お話できるのはお会計やお買いものの時だけ。
移転が決まってからは、
ふだんはあまり長くお話をしたことのない方にもいろいろお声掛けいただき、
最後の一か月は本当に夢の中のできごとのようでした!
その夢がまだ続いているようで正直今も実感はありません。
氷割り、雪かき、埋まった車の後ろを押したり、夏は蜂を駆除したり。
洗い物をしながらお客さんがこないかとちょくちょく振り向いていたこと。
すごい速さで入ってくる車の音が、見なくても店長だとわかったこと。
そしてさっきまで暇だったのに突然怒涛の忙しさになること!
「客は一度に来る。カフェとはそういうものだ。」
とある映画のギャルソンのセリフがまさにその通りで、
お客様はみんな同じ時間に動く!
それをどうこう言ってられなくて、「そういうものだ」とやりきる、そんな毎日だった気がします。
お客様には運ぶのが遅くなってしまったり、珈琲豆の用意をお待ちいただいたりと
ご迷惑をおかけしたことも多々あったと思います。
特に駐車場は狭く車でお越しいただいた方は大変だったと思いますが、
お客様同士で誘導しあったり、運転の苦手な方は
見ず知らずのうまい方が替って抜け出させてくれたりしたこともありました。
温かく対応していただき本当に助けられました。
なによりそうしてお客様と接することが私の一番の原動力であり、幸せなことでした。
今日から撤去作業ですが、
ヘルプに来てくれた方たちのあまりの手際とチームワークのよさで
業者か集団強盗みたいです笑。
ちょいと催事にでもいくような気分です。
まぁ、浸る時間は必要ないのかもしれませんね!!
無事に円山店の営業を終了することができたのはお客様、
ご近所さん、関わってくれたみなさんのおかげです。
本当にありがとうございました。
★ラスト3日間でプレゼントしたBBCの焼印入りお菓子、どーん!!
札幌一長靴の似合う店員
Taiami