最近読んで面白かった本2冊。
「落日燃ゆ」 著・城山三郎
第二次世界大戦後の東京裁判で、A級戦犯として処刑されたただ1人の文官、廣田弘毅。
外務大臣、内閣総理大臣などを務め、戦争の時代を生きた廣田の生涯を描いた作品です。
「トリエステの坂道」 著・須賀敦子
イタリア文学の翻訳者である著者がかつて過ごしたイタリアの、普通の人々の生活を綴ったエッセイ。
鋭く優しい眼差しで、この人の目からみたら、なんてことない一日も優しい物語になります。
そして人間が歳を重ねることがとても愛しく感じました。
あったかい感性と、鋭い目で世界を見るクールさ。
人生の先輩達に学ぶ事ってたくさんあります。
冬寒い&貧乏につき家で読書三昧なこの頃。
なんかいつもコタツにいる気がします。ちびまるこのように…
Taiami
- title
コタツ読書の会(会員一名) - date
2011年01月15日