BLOG カテゴリー: 南3条店(喫茶&古本)


店主、念願のアメリカ西海岸に買付に行ってきます!

◎11/10(木)-11/22(火)の2週間、南3条店は2時間の短縮営業で12:00-19:00となります(水曜定休)。4プラ店は通常営業。
ご迷惑おかけしますがどうぞよろしくお願いします。

◎店主は出張中ですが、南3条店でBGM生演奏があります!!!

『Reverend Danny SmithのBGM生演奏』
日時:11/13(日)13:00〜14:00ぐらい
場所:Brown Books Cafe 南3時条店

img_1362入場無料。予約不要。お1人様1品のオーダーをお願いします。(お気持ちで投げ銭制)

カッコいい!!!北海道にたまたま来るので生演奏を聴けるのはこの時だけ。その場にいれないのが本当に悔しいですが、当日はスタッフ湊と石本が仕切ります!

イス沢山用意しておきますので是非お気軽にお越し下さいませ!

Reverend Danny Smithさんのバンジョー弾き語り↓
m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=wUsSxNGGrhM

 

Reverend Danny Smith (レヴランド・ダニー・スミス):

東京のアパラチアン・ミンストレル。レーベルDolceola Recordings、バンドThe Danny Smith Project主宰。
伝統的なバラッド・オールドタイム・スピリチュアルなどの演奏を行う。2014年、米国での43rd Annual Fiddler’s FestivalのAdvanced Banjo部門で優勝。
フィールドレコーダーとしては、Alan Lomaxが1950年代に愛用していたオープンリールAmpex 601とリボンマイクRCA 77DXを使用し、Lee Sexton、Clyde Davenport、Betty Smith、Jimmy “Duck” Holmes、R.L. Boyceなど数多くの伝説的なトラッドミュージシャンの演奏を録音。米国を中心に世界中の伝統音楽のアナログ録音を行っている。

Official Web: revdannysmith.weebly.com

当店は古本、古雑貨の販売もしていますが、現在のスタッフは私がそうだったように、ほとんど珈琲業界に長くいた人ばかり。

春に旦那さんの転勤でうちを辞めた清水さんの事を書こうと思っていたら秋になってしまいました。

西野店開店直後から丸3年働いてくれた清水さん。

昔いた珈琲屋が同じでお互い知っているのはもう15年ぐらい?

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今は北見の玉ねぎ畑でパートをしているらしいです。↑

「汗水流してお昼に木陰で食べるおにぎりが最高に美味しいです!!!」と先日報告がありました。笑

どこに行っても明るくポジティブでどこでも生きていけそう。元スタッフの体阿弥さんもそうだけどメンタルが強い。笑

仕事でミスをしても自分で全部尻拭いをしていました。笑

例えば、

「お客様にクッキー1つ入れ忘れちゃって、電話きて、品物と、その他に自分でお詫びに買った物と一緒にお届けして謝りに行ってきました。申し訳ございませんでした!!!」

そしてそのお客様を必ずファンにさせていました。

催事も、車の鍵だけ渡せばコーヒーの仕込みして、売る商品も準備して

1人で勝手に行って、ちゃんと売り上げを作ってくる。。。

絶対、自営業向き。笑

いつか戻ってきてほしい。

 

今は西野がなくなり、南3条店は店主の私と、清水さんの代わりに入った新人の湊さん。新人と言っても元同じ珈琲屋出身なので仕事の覚えが早く、一度言った事はメモもしないのに必ず覚えていて、常に冷静で、私の正反対!笑

今、喫茶の仕込みはほぼ湊さんが担当してくれています。

皆、優秀で助かっています。😅

私達が元いた某珈琲屋は、1人が1人分しか働かないと怒られるような厳しい会社で…

…ってよく考えてみると、うちと同じだ😳

 

最近、やる気と体力が追いつかず日々悔しい思いをしている店主でした。

 

浜 和幸 写真展
「パリ・カフェのある風景」

フランス在住の浜和幸さん。7年前に脳梗塞で倒れてから、リハビリで毎日写真を撮りブログを更新中。42年パリに住んでいる浜さんならではの飾らない日常のありのままのパリと、膨大な写真の数と、撮り続けるその活動に感動して、ブラウンブックスカフェで写真展を開催させて頂く事になりました!!!
きっかけは店主の「全部ポストカードにして店に飾りたい!!!」という思い。

この度、うちの熱い要望でセレクト・ディレクションをさせて頂いたポストカード15種類も販売いたします!!! 世の中の誰もがドラマの主人公なんだよなぁと感じさせられる、1枚1枚にストーリーがあります。安物のカメラで色も調整していない、良くも悪くも見せようとしていない、しかもデータも保存していない!?撮る事の執着心と保存する事の無関心さに、会った事もない方の写真展をやりたいと思うくらい心が奪われました。

1人でも多くの方に見て頂きたくて、カフェの方は狭いので店内中に500〜600枚、4プラホールはパネルで2000枚展示します。
どちらも入場無料です!!!

浜 和幸写真展「パリ・カフェのある風景」

■8/1(月)-8/30(火)ブラウンブックスカフェ南3条店にて
店内中に500〜600枚展示
札幌市中央区南3条西1丁目和田ビル3F
12:00-21:00/水曜定休

■8/25(木)-8/31(水)4プラホールにて
パネルで約2000枚展示
札幌市中央区南1条西4丁目4丁目プラザ7F
10:00-20:30年中無休

主催:Brown Books Cafe
協力:浜和幸写真展実行委員会
ブログ:SOZOROプロムナードimage

ダラダラと書いてすいません(-。-;

10周年記念に書き始めたブログもこれで最終章です!

 

お店って、店員、お客さん、商品、サービス、空間等で成り立っていてその統一感が大事で、それらが一致している店がいい店だと思う。

カフェはコーヒープラス店の雰囲気が大事で、雰囲気がいい、とは決してインテリアがお洒落とかそういう事ではなく、偶然の一致が醸し出す空気みたいなものが重要だと思うんです。(意味わかんない…?)

移転直後はひとつ一つがちぐはぐで、しっくりこなくて、しばらく心にぽっかり穴が空いていて円山店の事を引きずっていた。早く自分の店にしなければと焦ったが、何をどうしたら良いのか、方向性もわからないまま日々必死で、結局は時間しか解決できなかった。毎日営業していく事で、あっ!やっとブラウンブックスカフェになった!と感じた日があった。

店を任せられる体阿弥さんが結婚&引っ越ししてしまう前に、やれる事は挑戦しておこうと思い、ケーキも焼けないのに西野に2店舗目のケーキ屋をオープンし、同じ年の2013年に3店舗目の古本&雑貨屋を4プラにオープン。笑

7〜8人で3店舗、3業種(飲食店、洋菓子店、雑貨店)をまわしていたが完全にキャパを超えていた。

去年秋、西野店閉店。

店は簡単に開けるけど、閉めるのは本当に辛い。でも失敗ほど学ぶ事は多い。空っぽの店。1秒で泣ける写真、あえて載せさせて下さい。(円山店2枚、西野店2枚)



海外買付、年1回を年2〜3回に増やしたい!と店舗を増やしたら逆に1回も行けなくなり、そのうちパスポートも失効、家も引き払い、車も失った。笑
諦めかけていましたが、絶対できるから!と励まされ、今年に入りパスポートをゲット、来月チケット買って、国際免許申請して、秋にアメリカ買付いってきます!!!

過去には日本の老舗の喫茶店とフランスやアメリカに行ってカフェの文化を学びました。

カフェとは人が集まる場所。それには惹きつける魅力ある店にしなければならない。それには魅力あるスタッフを惹きつける店主でなければならない。日々成長し器の大きな人間、経営者にならなければならない。そこを目指してこれからも頑張ります。

今年2月に毎日来ていた常連さんが亡くなりました。最後、外に出た日、這って3階のうちの店に上ってきて、みんなによろしくと、言った。

亡くなった後、たまたま息子さんと会えて、偲ぶ会を葬儀所ではなくうちの店でやる事になった。それは本当に光栄で、やっと私もカフェの使命を果たせた喜びと悲しみとプレッシャーで震えた。当日30人以上が集まり常連さんがいつも飲んでいたフレンチを皆で飲んだ。↓



円山店を惜しんで頂いたT様、マンション購入の際、リフォームしてブラウンブックスカフェ円山店を再現した小さな小さなドアをつけた秘密の「ブラウンルーム」という部屋を自宅を工事して作ってくれました。↓

体阿弥さんが普段撮りためていたデジカメの写真で写真展も開催した↓

場所は札幌ではなく、あの「アルテピアッツァ美唄」と「小樽文学館」にて。最高の場所でした!



常連さんも円山店も失った訳じゃなくずっと消える事なく心に常に存在しています。

色々ありましたがお客様はもちろん、スタッフ、元スタッフ、仕入先、経営者の先輩&仲間達に本当に感謝!10年ありがとうございます! 

そして長々と読んで頂いた方もありがとうございます!

うちみたいな小さな店は本当にあっさり簡単に潰れてしまいますので、飽きずに11年目もどうぞよろしくお願いします!!!(^o^)

店主 星川 洋子
photograph by Ryu

2011年秋、円山の店の隣のアパート取り壊しにより、このままの形態ではこれ以上営業できなくなるという事になりました。絶対出たくないと、泣いて叫んで暴れてわめいても、どうにもすることができず、ただ受け入れなければならない。この建物から卒業するべき時がきたのです。

最初は正直、ブラウンブックスカフェは建物の魅力しかなかったと思う。でも改装期間入れて約5年、様々な自然災害とか貧乏期間を工夫し乗り越え(笑)、そのパワーみたいなものは、この建物では収まりきれない程だったのかもしれない。


お店は、目に見える建物や空間だけが全てじゃない。そう気づくまでなかなか諦めがつかなかった。

これ以上の物件はない。廃業も頭によぎりながら、お先真っ暗で、ショックを受けていた。

ちょうどその時、自分が客として通っていた(というより好きすぎて行かないようにしていたぐらいの)、はろー書店という洋書とアンティーク雑貨の店が閉店と聞き、それもショックで最後に買い物しに行った時、その後そのまま、うちが入ると言う約束をしてしまたった。笑

直感で、円山の物件を超える店はここしかないと思ったから。

そして、読めもしないチェコとかハンガリーとか世界各国の古書、今思うとアンティークだかなんだか知らない雑貨等、ダンボール数十箱分の15年分のはろー書店の在庫もそのまま買い取った。笑 

そうして新店舗の改装を始めた。

今度の改装は20坪!円山の倍の広さ。しかもすでに買い取った大量の荷物がある中での改装は本当に大変で、いちいち荷物を全部よけながら、はろー書店のイメージを払拭した方が良いのだろうか、円山のあの建物を出たら、ブラウンブックスカフェらしさって一体何なんだろうか。はろー書店、円山の店を超えるより素晴らしい店にしなくてはいけない…素晴らしい店って一体何なんだろう…と悩みまくってしばらく1人で別世界にいた。笑

体阿弥さんは、「あーまた店長、いま別世界にいるなー」と察してくれたに違いない。

毎日改装しながら、マックのハンバーガーと、みよしののカレー餃子ばかり食べいた。(だいたいお店オープン前は栄養不足で味覚障害になる。苦笑)


まみこさん(お客さん)、けんちゃん(お客さんの息子)、石本さん(友人)が毎日のように手伝いに来てくれた。

同級生の石本さんはこれを期にスタッフとして今も働いてくれている。涙

壁の色はまみこさんが提案してくれた”新しい芽の色”グリーン。ペンキを混ぜて色を出した。その後、西野店も4プラ店もこのグリーンがうちのカラーとなった。

円山の店はもしかしたら続けられる可能性も10%ぐらい残っていたので閉めないで体阿弥さんに任せて、とりあえず2012年1月5日新店舗オープン!!!

そしてその1カ月後、やはり円山店はもう続けられないという結果になり、諦めた。

お客さんも皆ショックを受けていて、さらにまたそれが辛かった。


最終営業終了後のあの全てを失った喪失感は今でも忘れない。店中の傷全部に思い出があり愛おしくて、離れたくなくて、家がどこかもわからなくなって一晩中泣きながら車で徘徊したな。笑

私の商売人生の中で円山店の移転は本当に大きな出来事でした。社会人経験がない私にとって多くの事を学ばせてもらった店。

失ったのではなく、約5年あんな素敵な建物で店をやらせてもらった事に今は本当に感謝している。

つづく